いわき市湯本 脊柱管狭窄症
2016-07-09
脊柱管狭窄症の病院での治療と整体・整骨院の考え方
脊椎の中に開いている脊髄神経を通す穴を脊柱管といって、脊柱管には筋肉を動かす神経の運動神経、痛み・温感・触覚などの刺激を脳に届ける神経の感覚神経、自律神経が通っています。
そして、それらの神経は椎骨の間から脊柱管内外に出入りしているのです。
この脊柱管が何らかの要因によって狭窄してしまう病気が脊柱管狭窄症で、高齢者が腰痛の原因として診断を受けることが多くあります。
また、若年層でも診断を受ける可能性もあります。
原因としては、生まれつき脊柱管が狭く成長しても正常より脊柱管が狭くなる先天性と成長途中で脊柱管に十分な広さが出来なかった後天性があります。
また、すべり症により脊柱管が狭くなることがありますし、椎間板が脊柱管に飛び出ることで狭くなることもあります。
それから長年の体の使い方で骨が脊柱管側に増生されたものなど様々な原因が考えられます。
主な症状としては、間欠跛行・狭窄下部の痛みやしびれ・運動麻痺・脱力感などがあります。
また、排便意識が無いのに出る・出ないといった排泄障害や尿が出てしまう・出ないといった排尿障害も症状として起こることがあります。
このような脊柱管狭窄症に対する整形外科など病院で行われる治療としては、非ステロイド性消炎鎮痛薬・内服薬・貼付薬・塗り薬などの薬物療法があります。
また、ホットパックによる温熱療法や超音波療法や症状によって腰椎の牽引をするといった理学療法、腰部コルセットを装着する装具療法もあります。
それから痛みの伝達を遮断するブロック注射や炎症を鎮める局所麻酔薬を注射する神経ブロック療法など、ほとんどが保存療法です。
ただし、こうした保存療法でも改善されない場合には、脊柱管狭窄が発生している部分を手術で削り取る手術療法がおこなわれます。
このような病院で考える原因も治療も決して間違いではありませんが、整体的には違った考え方をしますし、その考え方から違った治療を行います。
整体では背骨を支えている筋肉のバランスが崩れることで背骨にかかる負担が増えて、それにより背骨から出ている神経を圧迫しやすくなると考えるのです。
また、トゲの様に増生された骨棘もできやすくなると考えて、これが脊柱管狭窄につながる原因と考えるのです。
そこで治療としては、背骨の土台となる骨盤の歪みや傾きを整えてバランスが取れる状態に改善していきます。
こうして土台が正常な状態になると背骨のバランスも整って、背骨を支えている筋肉のバランスも正しい状態になって症状が軽減していくのです。
また、単に骨盤だけでなく全身のバランスも戻すことに重点を置いた治療をして、全体の構造を整える施術をするのです。
脊柱管狭窄により様々な症状に悩まされて病院で治療しても、なかなか症状の軽減や改善が見られない場合には、整体や整骨院で施術を受けることを考えてみると良いです。
症状によっては施術を受けることで改善される可能性もあるので、年のせいとか治らないと諦めないで試してみるのも良いです。
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