いわき市湯本 交通事故治療
2016-07-18
整骨院での交通事故治療でトラブルを発生させないためには
整体や整骨院における施術に関しては、医学的にはあくまで補完医療といった位置付けになっていますが、追突事故によるむち打ち被害者の多くが整骨院で施術を受けて症状が大きく改善したというケースが見られます。
このように交通事故治療として整骨院での施術は、症状や患者によって違いがあるにしても一定の効果が得られることが認められていますし、整骨院での交通事故治療は医師の同意があれば基本的に問題はないのです。
しかし、交通事故の被害者・保険会社・医師・整骨院の立場や考え方にもいろいろとあって、その相違から整骨院に通院して交通事故治療を受けることでトラブルが発生することもあるのです。
被害者としては、交通事故による後遺症を少しでも緩和しようとリハビリのために整骨院への通院を希望しているだけなのに、保険会社とトラブルになってしまうことは後遺症と共に苦痛になってしまいます。
交通事故の後遺症治療を受けるのは、一般的に整形外科というケースが多いですし、整形外科医も被害者のために熱心に治療を行います。
しかし交通事故の後遺症に関しては、むち打ちに代表されるように整形外科では原因の特定が難しくて、その為適切な治療ができないケースも少なくありません。
その結果、整形外科に通院しても痛みが取れないなど、治療の効果があまり見られないこともあります。
また、温湿布をするだけとか、カラーをつけて症状の経過を観察するだけとかで、治療方法に対して疑問を感じることもあります。
このように、治療効果が見えれない場合や治療方法に疑問を感じる場合には、何とか症状を改善させたいとの考えから整骨院への通院を検討するのも問題ないことです。
しかし整骨院に通院する際に気をつけたいことは、整形外科での治療で症状が改善されないからと言って、担当の医師に相談することなく黙って整骨院に通院してしまうことです。
もし、様々な理由で整骨院への通院を検討するのなら、まずは医師に整骨院での施術の了解を取り付けておく必要があります。
これは単に医師の感情を考えているだけでなく、整骨院での治療に医師の同意書が必要になるからです。
整骨院への通院が事後報告になってしまうことで不快感を示す医師もいますし、整骨院の施術に対して信頼していない医師もいるのです。
また、万が一整骨院における施術が原因で被害者の体に対して悪影響が発生してしまった場合には、訴えられるのは担当の整形外科医なのです。
このような関係が医師と整骨院の間にはあるので、事前に医師へ整骨院の通院を了解してもらうことを忘れないように心がけることで、無駄なトラブルを回避することができます。
また、保険会社との示談交渉で整骨院の治療費や慰謝料請求を有利にするためには、医師のカルテに柔道整復師による施術が有効と記載されていることがポイントになります。
この点からも整形外科医を味方にすることで、示談交渉の有利にできますし、後遺障害認定等級などに影響する可能性も考えられます。
そして最終的な症状固定の診断を出すのも医師なので、整形外科医とは良好なコミュニケーションをとっておくことが重要です。
いわき市湯本 交通事故治療なら、「なないろ整骨院」にお任せください。